EUは「史上最も活発なランサムウェアオペ レーター」Sternを制裁、3億ドル以上の身代金が流入したと発表
ChainCatcherの報道によると、アメリカ、欧州連合、イギリスは共同で、国家レベルのハッカー組織やサイバー犯罪グループ、そのインフラ提供者に対する制裁を発表しました。制裁対象は世界中の企業、重要インフラ、政府機関に累計数十億ドルの損失をもたらしたとされています。中でも注目を集めているのは、欧州連合によるロシア国籍のサイバー犯罪者Vitaly Nikolayevich Kovalev(通称 “Stern”)への制裁です。
欧州連合は、Sternが悪名高いTrickbot Groupのランサムウェアグループの中核メンバーの一人であり、同組織にはConti ransomware、Ryukなど複数の高リスクなランサムウェアの亜種が属していると認定しました。オンチェーン分析によれば、Sternに関連するウォレットアドレスは合計で3億ドル以上のランサムウェアの身代金を受け取っており、これまで確認された中で“最大規模のランサムウェア運営者”となる可能性があります。分析によると、3億ドルはStern個人が得た利益のみを示しており、Trickbotグループ全体の違法収入規模はこれをはるかに上回る可能性があります。
オンチェーンの資金流向を見ると、SternはRyuk、Conti、Diavol、Karakurt、Royal、Quantumなど複数のランサムウェアエコシステムと取引関係があることが示されています。調査によると、SternはTrickbot組織内で“CEO”に似た役割を担い、予算管理や人員採用、インフラの調達、攻撃計画の策定などを担当していました。
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